家だけじゃない。まちから探す、不動産。

ネットで賃貸を探す方法|見分け方と手続きの流れ

ネットで賃貸を探す方法は、まず広告に取引態様(貸主・代理・媒介など)が書かれているかを確かめ、同じ物件を複数の情報で見比べるところから始めると分かりやすいです。広告の条件だけで決めず、契約の前に重要事項説明の方法と書類を確かめておくと、手続きで迷いにくくなります。

記事中の数字は2026年10月時点のものです。

ネットで賃貸を探す方法の先に決める軸

ネットで賃貸を探すときは、まず住むエリア、家賃の上限、間取り、通勤や通学にかかる時間など、譲れない条件を書き出しておくと、検索結果を絞り込みやすくなります。最初から条件を広げすぎると候補が多くなり、比べる作業に時間がかかることがあります。

そこで、条件を決めてから地域や駅、家賃で絞り込み、候補を少しずつ比べていく進め方が分かりやすいでしょう。比べる項目をそろえておくと、違いが見えやすくなります。候補ごとに気になった点を書き留めておくと、後で見返すときに役立ちます。

見るところを順番に確かめる

候補が決まったら、広告に取引態様(貸主・代理・媒介など)、家賃、所在地、間取りが書かれているかを確かめましょう。取引態様は、宅地建物取引業法で賃貸を含む建物の貸借の広告に明示することが義務づけられています。広告の内容と、問い合わせた後の説明が食い違っていないかも確かめてください。

同じ物件でも掲載されている情報の見え方が違うことがあるため、複数の情報を見比べる習慣をつけると判断しやすくなります。気になる点は、契約の前に担当者へ質問して、答えを記録しておくと安心です。

ネットで賃貸を探す方法と制度:IT重説

ネットで賃貸を探す方法では、来店せずに契約前の説明を受けられる仕組みとして、テレビ会議などITを使った重要事項説明(IT重説)があります。国土交通省は平成29年10月1日にIT重説の本格運用を始め、一定の要件を満たす場合は、対面による説明と同様に取り扱うとしています。

賃貸の場合、宅地建物取引士が記名押印した重要事項説明書と添付書類を、事前に送付しておく必要があります。映像で書類や説明の内容を十分に理解できること、宅地建物取引士証を画面上で確認できる環境であることも要件とされています。

よくある失敗と注意点

ネットで賃貸を探す方法で注意したいのは、広告の表示が実際の物件と合っているかどうかです。不動産の表示に関する公正競争規約は、物件が存在しない場合や取引できない物件の広告表示を禁じており、ネット掲載も表示にあたるとしています。

和歌山県の案内によると、貸す意思がないのに好条件の物件で客を集め、条件の劣る別の物件を案内する「おとり広告」は、景品表示法で不当表示に指定されています。表示の内容を一つの情報だけで判断せず、問い合わせ後の説明と照らし合わせることが大切です。気になる点があれば、問い合わせの際に物件の取扱いを確かめましょう。

申込み前に準備すること

申込みの前には、契約に関わる書類をいつ受け取れるか、映像や音声の環境が整っているかを確かめておくと安心です。IT重説を利用する場合は、送付された書類を手元で確認できること、画面で映像が十分に見えることが前提になります。

国土交通省は「ITを活用した重要事項説明実施マニュアル(令和4年4月)」を公開し、遵守事項や具体的な手順、工夫事例を示しています。マニュアルを読んでおくと、当日の流れをつかみやすくなります。通信環境や機器の準備は、説明の日より前に試しておきましょう。

ネットで賃貸を探す方法で確かめること

広告に取引態様(貸主・代理・媒介など)が書かれているか

家賃・所在地・間取りが、問い合わせ後の説明と一致しているか

重要事項説明書と添付書類を、説明の前に受け取れるか

IT重説の場合、映像で書類を十分に読め、宅地建物取引士証を画面で確認できるか

通信環境と画面の見え方を、申込みの前に試せるか

よくある質問

ネットで賃貸を探す方法で、最初に何を決めればいいですか。

住むエリア、家賃の上限、間取り、通勤や通学にかかる時間など、譲れない条件を先に書き出しておくと、検索結果を絞りやすくなります。

ネットで賃貸を探すとき、広告のどこを見ればよいですか。

取引態様(貸主・代理・媒介など)、家賃、所在地、間取りの表示を確かめましょう。広告の内容は、問い合わせた後の説明とも照らし合わせると安心です。

IT重説とは何ですか。ネットで賃貸を探す方法とどう関係しますか。

テレビ会議などITを使った重要事項説明のことです。国土交通省は平成29年10月1日に本格運用を始め、一定の要件を満たす場合は対面と同様に扱うとしています。来店せずに説明を受けられる場合があります。

ネットで賃貸を探す方法で、よくある失敗はありますか。

広告の表示が実際の物件と合っているかを、問い合わせ後の説明で確かめることが大切です。和歌山県の案内によると、条件の良い物件で客を集める「おとり広告」は景品表示法で不当表示に指定されています。

掲載している情報は、公開されている情報をもとにしています。料金や取り扱いは変わることが あるため、お申し込みの前に各社へご確認ください。制度や手続きについては、お住まいの 市区町村の窓口でご確認ください。

← お役立ち記事の一覧へ