家だけじゃない。まちから探す、不動産。

中古不動産の探し方|建物の状態と制度を順番に確かめる

中古不動産の探し方は、物件の見た目より先に、建物の状態をどう確かめるかを決めることから始まります。中古住宅は建築後に使用されたことのある家なので、状態の確認が購入の判断に直結します。

記事中の数字は2026年10月時点のものです。

中古不動産の探し方の結論:先に決める3つの軸

中古不動産を探すときは、住む地域、予算、建物の状態をどこまで確かめるかの3つを先に決めておくと迷いにくくなります。地域は通勤や通学、学区、買い物の場所から考えると候補を絞りやすくなります。予算は物件価格だけでなく、リフォームや税金など購入後にかかる費用も含めて見ておきましょう。物件の見た目だけで決めないことも大切です。

建物の状態は、契約の直前ではなく早い段階で調べる方が安心です。この3つが決まると、中古不動産の候補を同じ基準で比べられます。

中古不動産の探し方で見るところ:建物の状態を順番に確かめる

中古不動産の探し方では、まず物件情報の築年数や間取りを確認し、そのあとで建物の状態を確かめる順番が分かりやすいです。建物の状態は、既存住宅状況調査という方法で調べられます。この調査は国の既存住宅状況調査方法基準に従って行われ、結果は平成30年4月1日から既存住宅の取引における重要事項説明の対象になっています。

調査を行うのは既存住宅状況調査技術者で、既存住宅状況調査技術者講習を修了した建築士です。報酬を得て他人の調査を行う場合は建築士事務所の登録が必要になるため、依頼先の登録も確かめましょう。

安心R住宅の見分け方

「安心R住宅」は、耐震性などの基礎的な品質を備え、インスペクション(建物状況調査など)が行われ、点検記録などの保管状況について情報提供が行われる既存住宅です。「安心」の基準は、新耐震基準などに適合し、インスペクションで構造上の不具合や雨漏りが認められないことです。

ただし、標章に登録団体の名称が併記されていない住宅は安心R住宅ではなく、この文字とロゴマークは登録団体の許諾なしに使えません。中古不動産の探し方では、広告の文字だけで判断せず、登録団体の名称が併記されているかを確かめることが大切です。

既存住宅売買瑕疵保険という選択肢

既存住宅売買瑕疵保険は、中古住宅の検査と保証がセットになった保険です。加入するには、専門の建築士による検査に合格する必要があります。保険は国土交通大臣が指定した住宅瑕疵担保責任保険法人が引き受けており、事業者が倒産などした場合には、補修費用などの保険金が買主に支払われます。

保険の対象や補償の範囲は契約ごとに異なることがあるため、加入条件と補償の内容を書面で確かめておきましょう。検査を受けるかどうかは、売主や仲介の担当者と早めに話し合うと進めやすくなります。

制度と情報の調べ方

住宅ローン減税でいう既存住宅は、建築後に使用されたことのある家屋で、耐震基準に適合するものとして証明などがされたものを指します。中古不動産の探し方では、この証明が取れる物件かを、購入前に売主や担当者へ確かめることが欠かせません。

価格や周辺の情報は、国土交通省の不動産情報ライブラリで、取引価格、地価公示・地価調査、防災情報、都市計画情報、周辺施設情報を見ることができます。まちホームは株式会社LINKBANKが運営しています。

中古不動産の探し方で確かめること

物件の築年数と間取りを、現地を見る前に資料で確かめる

既存住宅状況調査の結果が用意されているかを確認する

調査を行う人が建築士で、講習を修了しているかを確かめる

「安心R住宅」の表示に登録団体の名称が併記されているかを見る

防災情報や都市計画の内容を、不動産情報ライブラリなどで調べる

よくある質問

中古不動産の探し方で、最初に何を決めればよいですか?

住む地域、予算、建物の状態をどこまで確かめるかの3つを先に決めると、比べやすくなります。中古不動産の探し方は、この順で考えると迷いにくくなります。

既存住宅状況調査は誰に頼めますか?

既存住宅状況調査技術者が行う調査です。技術者は既存住宅状況調査技術者講習を修了した建築士です。報酬を得て他人の調査を行う場合は、建築士事務所について都道府県知事の登録が必要です。依頼する前に、資格と登録を確かめましょう。

安心R住宅と、ふつうの中古住宅は何が違いますか?

安心R住宅は、耐震性などの基礎的な品質を備え、インスペクションが行われ、点検記録の保管状況などの情報提供がある既存住宅です。中古不動産の探し方では、表示の有無だけで判断せず、登録団体の名称が併記されているかも確かめましょう。

価格や周辺の情報は、どこで調べられますか?

国土交通省の不動産情報ライブラリで、取引価格、地価公示・地価調査などの価格情報、防災情報、都市計画情報、周辺施設情報を見ることができます。中古不動産の探し方で候補を比べるときに役立ちます。住宅ローン減税を使う場合は、既存住宅の要件を満たすかも確かめてください。

掲載している情報は、公開されている情報をもとにしています。料金や取り扱いは変わることが あるため、お申し込みの前に各社へご確認ください。制度や手続きについては、お住まいの 市区町村の窓口でご確認ください。

← お役立ち記事の一覧へ