空き家の管理の仕方|放置せず、まず確かめたいことから
空き家の管理の仕方は、建物と敷地を定期的に見回り、換気・通水、郵便物や草木、雨漏りや水漏れの状態を確かめることから始まります。放置すると市区町村から指導や勧告を受けることがあるため、見回りを続けることが大切です。
空き家の管理の仕方の基本は、定期的な見回り
空き家の管理の仕方は、建物と敷地の状態を定期的に見回り、変わったところがないかを確かめることが基本です。新発田市の案内では、空き家の管理項目として、郵便物の整理、草取り、越境した枝やツルの剪定、雨漏りや水漏れのチェックなどが挙げられています。見回りのたびに同じ順番で確かめると、抜けが減ります。
記録には日付と確かめた箇所、気づいたことを書き留めておくと、次の見回りで前回と比べやすくなります。
室内は換気と通水、水まわりの確認から
新発田市の案内では、通風・換気は60分程度を目安に、すべての窓と収納扉を開け、換気扇を運転するとされています。通水は3分程度、各蛇口に水を流し、各排水口にも水を流すことで、防臭や防虫を図るとされています。これは空き家の管理で、室内のこもった空気や排水まわりの臭い、虫の侵入を防ぐための具体的な手順です。
窓や扉の開閉、換気扇の操作、蛇口と排水口の確認を、見回りの最初にまとめて行うと手順を忘れにくくなります。作業では足元や電気の状態に気をつけましょう。
敷地まわりは郵便物と草木、雨漏りを確かめる
敷地まわりでは、ポストや玄関にたまった郵便物・配布物を整理し、草取りを行うことが管理項目に含まれます。隣地との境界をまたいで伸びた枝やツルは剪定し、通行や近隣への影響がないかを確かめましょう。屋内では、天井や壁、床のまわりに雨漏りや水漏れの跡がないかをチェックすることが大切です。
郵便物がたまったままだと、留守が外から分かりやすくなることがあります。管理の範囲や方法は、自治体の案内を確かめながら決めましょう。
空き家の管理の仕方と、制度上の決まり
改正空家法では、放置すれば特定空家等になるおそれがある空家等を、市区町村が管理不全空家等として指導・勧告できます。勧告を受けた管理不全空家等の敷地は、固定資産税の住宅用地特例が解除される決まりがあります。そのため、見回りや管理を続けることは、建物の劣化を防ぐだけでなく、制度上の不利益を避けることにもつながります。
自分の空き家がどの区分に当たるかは、市区町村の窓口で確かめられます。制度の内容は改正される場合もあるため、最新の案内を見て判断しましょう。
管理を任せるなら、支援法人への相談も
市区町村長は、空家等の管理や活用に取り組むNPO法人、社団法人などを空家等管理活用支援法人として指定できます。堺市では、この支援法人が空き家所有者からの管理や活用の相談に対応し、伴走的な支援を行うとされています。自分で見回りを続けるのが難しいときは、お住まいの市区町村に指定された支援法人があるかを問い合わせてみましょう。
相談の内容や費用、対応の範囲は法人ごとに異なる場合があるため、申込み前に確かめておくと安心です。まちホームは株式会社LINKBANKが運営しています。
空き家の管理の仕方で確かめること
通風・換気の作業を、すべての窓と収納扉を開けて行えるか確かめる
各蛇口と各排水口に水を流し、通水の状態を確かめる
ポストや玄関の郵便物・配布物がたまっていないかを見る
隣地へ越境した枝やツルがないか、剪定の必要があるかを見る
雨漏りや水漏れの跡が天井・壁・床にないかを確かめる
よくある質問
空き家の管理の仕方で、最初に何をすればよいですか?
まずは建物と敷地を見回り、郵便物、草木、雨漏りや水漏れ、換気と通水の状態を確かめることから始めましょう。見回った内容は記録に残しておくと、次回の見回りで比べやすくなります。
空き家を放置するとどうなりますか?
改正空家法では、放置すれば特定空家等になるおそれがある空家等を、市区町村が管理不全空家等として指導・勧告できます。勧告を受けた敷地は、固定資産税の住宅用地特例が解除される決まりがあります。空き家の管理の仕方を見直すきっかけにしましょう。
空き家の管理は、どこに相談すればよいですか?
お住まいの市区町村の窓口で、空き家の管理や活用について相談できます。市区町村長が指定した空家等管理活用支援法人がある場合は、その法人への相談も検討できます。
管理を人に頼む前に、確かめておくことは何ですか?
相談の内容、費用の考え方、対応できる範囲を確かめ、複数の案内を比べてから決めましょう。自分の空き家の状態に合うかを判断することが大切です。
掲載している情報は、公開されている情報をもとにしています。料金や取り扱いは変わることが あるため、お申し込みの前に各社へご確認ください。制度や手続きについては、お住まいの 市区町村の窓口でご確認ください。