単身引っ越しの業者の選び方|見積りの比べ方と確かめることを順に
単身引っ越しの業者の選び方は、まず複数社から見積りを取り、料金だけでなく運ぶ物の範囲や作業の分担を比べることが基本です。そのうえで、優良認定の有無、キャンセル時の手数料の決まり、荷物の破損・紛失の通知期限を確かめましょう。
単身引っ越しの業者の選び方の結論:複数社の見積りを比べる
単身引っ越しの業者を選ぶときは、まず複数社から見積りを取ることが基本です。埼玉県の案内でも、引越しの見積りは複数社から取り、料金だけでなく運ぶ物の範囲や作業の分担も比べるよう勧めています。見積書には、どこまでを運んでもらえるのか、梱包や搬出入の作業を誰がするのかを書いてもらい、金額の数字だけで決めないようにしましょう。
同じ条件で依頼できるよう、荷物の量や搬出入の場所は、どの会社にも同じように伝えることが大切です。複数社に依頼すると、料金の違いだけでなく、説明の丁寧さや質問への答え方も比べられます。電話やウェブで答えが分かりにくい点は、そのまま書面で確かめておくと安心です。
見積りで確かめること:運ぶ物の範囲と作業の分担
見積りでは、運ぶ物と運ばない物を分けて確かめましょう。貴重品や壊れやすい物を運んでもらうときは、運送を頼めるかどうかを事前に業者へ相談し、消費者から申し出ておく必要があります。東京都中央区の消費生活センターは、損害賠償を受けられる場合でも、購入時の価格が補償されるわけではないと案内しています。
また、エレベーターの有無や駐車場所など、作業時間に関わる条件も見積りに反映されているかを確かめることが大切です。条件が変わると料金も変わる場合があるため、伝えた内容と見積りの前提が一致しているかを見直しましょう。
優良認定という目安:サービス品質で事業者を見る
引越事業者の優良認定制度は、全日本トラック協会が実施し、平成26年度に始まった制度です。サービス品質で事業者を選べる環境づくりのための制度です。認定の対象は、貨物自動車運送事業法や標準引越運送約款などの遵守を誓約し、苦情を防ぐ社内教育や責任ある対応の体制が整う事業者です。認定の有無は、判断の一つとして確かめる材料になる場合があります。
ただし、認定があるだけで作業の内容が決まるわけではないため、見積りの内容と合わせて判断しましょう。
キャンセル料の決まり:約款で日程ごとの上限を確かめる
引越しの日程を変えたり取り消したりするときは、解約・延期の手数料がかかる場合があります。国土交通省の標準引越運送約款では、当日は運賃及び料金の50%以内、前日は30%以内、前々日は20%以内と定められています。この手数料の改正は平成30年6月1日に施行され、改正前は当日が運賃の20%以内、前日が10%以内でした。
予定の変更が見えた時点で早めに連絡すると、契約の内容を確かめやすくなります。業者ごとの約款や契約書で、どの日程でいくらかかるのかを確かめましょう。
単身引っ越しの業者の選び方で注意したい通知の期限
引越しで荷物が壊れたり紛失したりした場合は、荷物の引き渡し日から3か月以内に事業者へ通知しなければ、事業者の責任が消滅します。期限を過ぎると、損害賠償の話し合いが難しくなる場合があります。引き渡し後に気づいたときに慌てないよう、引き渡し時の荷物の状態を写真などで残しておくことも一つの方法です。
通知は、いつ、どの荷物に、どんな状態があったかを書面や記録で残せるかたちで行いましょう。業者との契約書に、通知の方法や連絡先が書かれているかも、あらかじめ確かめておくと安心です。
単身引っ越しの業者の選び方で確かめること
同じ条件で複数社から見積りを取っているか
運ぶ物の範囲と、梱包や搬出入の作業分担を書面で確かめる
貴重品や壊れやすい物を運んでもらえるか、事前に相談する
解約・延期の手数料が日程ごとにいくらかを、約款や契約書で確かめる
破損・紛失は引き渡し日から3か月以内に通知する必要があることを確認する
よくある質問
単身引っ越しの業者は何社くらい比べればよいですか?
決まった社数はありません。複数社から見積りを取り、料金だけでなく運ぶ物の範囲や作業の分担を比べることが、単身引っ越しの業者の選び方の基本です。
単身引っ越しの業者を料金だけで決めてもよいですか?
料金だけで決めると、運ぶ物の範囲や作業の分担が見積りと違っていた場合に、確かめるのが難しくなることがあります。見積書の内容と合わせて、単身引っ越しの業者の選び方を考えましょう。
引越しを取りやめるとき、手数料はかかりますか?
かかる場合があります。標準引越運送約款では、当日は運賃及び料金の50%以内、前日は30%以内、前々日は20%以内と定められています。契約する業者の約款や契約書で、自分の日程にあたる金額を確かめましょう。
優良認定を受けた業者なら、単身引っ越しの業者として安心ですか?
優良認定は、貨物自動車運送事業法や標準引越運送約款などの遵守を誓約し、苦情を防ぐ体制が整う事業者を認定する制度です。認定の有無は判断の一つとして使い、見積りの内容も合わせて確かめましょう。
掲載している情報は、公開されている情報をもとにしています。料金や取り扱いは変わることが あるため、お申し込みの前に各社へご確認ください。制度や手続きについては、お住まいの 市区町村の窓口でご確認ください。