引越し業者の比べ方|:見積もり前に確かめたい5つの点
引越し業者の比べ方は、料金だけで決めずに、作業の範囲・日程・解約時の決まり・苦情の窓口を並べて確かめるのが基本です。全日本トラック協会の「引越安心マーク」は、標準引越運送約款などを守る事業者を見分ける目安の一つになります。
引越し業者の比べ方は軸を決めることから
引越し業者の比べ方の最初は、料金だけでなく、何を比べるかの軸を決めることです。例えば、料金、希望日に対応できるか、梱包・搬出入・家具の組立などの作業内容、キャンセル時の決まり、苦情の窓口の有無などが軸になります。軸は、自分の引越しで優先するものを先に書き出すと決めやすくなります。
見積もりは同じ荷物量・同じ日時・同じ住所で取ると、条件の違いに迷わず比べられます。見積もりの金額が一つだけ低い場合は、含まれていない作業がないかを確かめましょう。
見積もりで見るところを順番に確かめる
見積もりを比べるときは、次の順番で確かめると抜けが減ります。まず荷物の量と作業の範囲、次に日程と時間の指定、そのあとで追加料金が出る条件、最後に解約や延期の扱いです。追加料金の条件は、どの場合に加算されるのかを書面で確かめましょう。口頭だけで決めると、当日の請求額が見積もりと違う原因になることがあります。
金額の合計だけでなく、内訳の項目を並べて見ると違いが分かりやすくなります。見積もりの書面は残しておくと、後で確認しやすくなります。
引越し業者の比べ方で制度を確かめる
全日本トラック協会の「引越安心マーク」は、引越事業者優良認定制度で認定された事業者に交付される証です。認定の条件の一つとして、引越の約束事である標準引越運送約款を守ることが挙げられています。
ほかにも、苦情などへの対応窓口として「代表お客様窓口」を設け、お客様対応責任者を置くことや、引越管理者講習の修了者を全ての事業所に配置しているとされていることも特徴です。消費者契約法や個人情報保護法などの法令を守ることも、認定の条件に含まれます。マークは比べ方の目安の一つなので、表示だけで判断せず、見積もりの内容も確かめましょう。
解約・延期の手数料の決まりを知る
引越し業者の比べ方では、契約後の解約や延期にかかる手数料も確かめておくと安心です。標準引越運送約款の改正で、解約・延期の手数料の上限は、前日が運賃及び料金の30%以内、前々日が20%以内と定められました。つまり、日程が近づくほど手数料の上限は高くなる決まりです。業者ごとの扱いは、この上限の範囲内で違う場合があります。
契約前に、どの日から何%の手数料がかかるのかを書面で確かめておくと、予定が変わったときに慌てずに済みます。
よくある失敗と事前に準備すること
引越し業者の比べ方でよくある失敗は、料金だけで決めてしまい、作業範囲の違いに気づかないことです。口頭の約束だけで契約すると、後から条件を確かめにくくなる場合もあります。事前の準備としては、荷物の一覧を作り、搬出する階や駐車場の場所を整理しておくと、見積もりの精度が上がります。
申込みの前に、見積もりの書面、約款の内容、窓口の連絡先を手元にまとめておくと比べやすくなります。契約書など確かめるための書類は、すぐ出せる場所に置いておきましょう。
引越し業者の比べ方で確かめること
見積もりに、梱包・搬出入・組立などの作業範囲が書かれているか
追加料金が発生する条件が、書面に明記されているか
解約・延期の手数料が、いつから何%かかるかを確かめたか
苦情などへの対応窓口の連絡先が書かれているか
引越安心マークの認定の有無を、公式の情報で確かめたか
よくある質問
引越し業者の比べ方で、最初に何を見ればいいですか?
料金だけでなく、作業範囲、日程、解約時の決まり、苦情の窓口を並べて見るのが基本です。同じ条件で見積もりを取ると、引越し業者を比べやすくなります。
引越安心マークがあれば安心ですか?
認定の条件に標準引越運送約款や法令を守ることが含まれるため、引越し業者の比べ方の目安の一つになります。ただし、マークだけで判断せず、見積もりの内容も確かめましょう。
引越し業者の比べ方で、解約の手数料はどう確かめますか?
標準引越運送約款では、解約・延期の手数料の上限が、前日は運賃及び料金の30%以内、前々日は20%以内と定められています。業者ごとの決まりは、契約前に書面で確かめましょう。
全日本トラック協会に業者を紹介してもらえますか?
引越安心マーク事業者への引越相談は電話でのアドバイスで、仲介や斡旋は行っていません。約款に基づく確かめ方の相談先として考えるとよいでしょう。
掲載している情報は、公開されている情報をもとにしています。料金や取り扱いは変わることが あるため、お申し込みの前に各社へご確認ください。制度や手続きについては、お住まいの 市区町村の窓口でご確認ください。