補助金の調べ方と、申請の順番|工事の前に確かめること

リフォームの補助金は、国・都道府県・市区町村の3つの層にあります。どこを見れば自分の家に使えるものが分かるのか、申請はいつ行うのか、間に合わなくなる原因は何か。順番の話をまとめました。

補助金は3つの層に分かれている

リフォームに関わる補助の制度は、国が行うもの、都道府県が行うもの、お住まいの市区町村が行うものに分かれます。3つは別々の制度なので、条件も、受付の期間も、申請の窓口も違います。

同じ工事に複数の制度を使える場合もあれば、併用できない組み合わせもあります。これは制度ごとの定めによるので、候補を挙げたあとに、併用の可否を一つずつ確かめる形になります。

エコリホでは、国・都道府県・市区町村の公式ページと政府の公開情報から制度を集め、地域ごとに並べています。まとめサイトから写すことはせず、確かめた日付を添えています。

「使えるかどうか」は、この5つで決まる

制度のページを読むときに、最初に見るところはだいたい決まっています。ここが合っていなければ、ほかがどれだけ当てはまっても対象になりません。

  • 対象になる人(所有者か、居住者か、賃貸の場合の扱い)
  • 対象になる建物(戸建てか集合住宅か、新築か既存か、築年数の条件)
  • 対象になる工事(部位と、満たすべき性能の基準)
  • 受付の期間と、予算の状況
  • 申請するのが誰か(本人か、登録された事業者か)

受付中と書かれていても、決まったわけではありません

多くの制度には予算の枠があり、申請が枠に達した時点で受付が終わります。年度の途中で締め切られることも、期間の前倒しで終わることもあります。制度のページが「受付中」でも、申し込んだ全員が受け取れるという意味ではありません。

条件が年度の途中で変わることもあります。エコリホでは、掲載している内容を公式の情報にもとづいて更新し、確かめた日付を出しています。しばらく確認できていない制度には、その旨を添えています。

掲載は目安としてお使いいただき、申し込む前には各制度の公式情報をご確認ください。予算の終了や条件の変更で、実際の受付状況と違っていることがあります。

順番を間違えると、対象から外れます

補助金でいちばん多い行き違いが、順番です。多くの制度は、工事を始める前に申請することを条件にしています。契約や着工を済ませてから申し込んでも、対象にならないことがあります。

また、制度によっては、登録を受けた事業者が施工し、申請も事業者が行う形になっています。この場合、頼む会社がその制度の登録を受けているかどうかで、使える・使えないが決まります。会社を決める前に確かめるところです。

設備や建材に性能の基準がある制度では、製品の型番が対象の一覧に載っているかどうかまで見ます。ここは会社に確かめてもらうのが確実です。

順番やること気をつけるところ
1使えそうな制度を探す(国・県・市区町村)対象になる人・建物・工事を先に見る
2会社に相談するその制度の登録を受けているかを聞く
3見積もりを取る補助金の申請まで含めて頼むかを伝える
4申請する多くは着工の前。誰が出すのかを確かめる
5工事・完了の報告写真や書類の保存が求められることがあります

終わった制度も、見る値打ちがあります

受付が終わった制度を消さずに残しているのは、次の年度に似た内容で用意されることがあるためです。前の年度の条件を読んでおくと、次に出たときに準備ができます。

ただし、前の年度の条件がそのまま続くとは限りません。対象になる工事、性能の基準、金額の考え方は年度ごとに見直されます。年度の表示を確かめて、いま受け付けているものと読み分けてください。

エコリホでは、年度ごとに別の制度として扱い、前の年度のものと結びつけて残しています。古い情報を上書きすることはしていません。

会社に聞くとき、この3つを一緒に聞く

補助金の話は、工事の相談と切り離すとうまくいきません。見積もりの段階で、次の3つを一緒に聞いておくと、順番が崩れずに済みます。

  • この制度の登録を受けていますか。申請の代行までお願いできますか
  • 提案されている製品は、この制度の対象一覧に載っていますか
  • 申請から交付までの間、支払いはどうなりますか(立て替えが要るか)

よくある質問

掲載されている補助金は、申し込めば受け取れますか

受け取れるとは限りません。多くの制度には予算の枠と条件があり、枠に達した時点で受付が終わります。申し込む前に、各制度の公式情報で受付状況と条件をご確認ください。

工事を契約したあとでも申請できますか

制度によります。着工前の申請を条件としているものが多いため、契約の前に順番を確かめてください。すでに契約している場合は、その制度の窓口に扱いを問い合わせてください。

申請は自分でするのですか

制度によって違います。登録された事業者が申請する形のものと、本人が申請するものがあります。事業者が申請する制度では、頼む会社がその登録を受けているかが条件になります。

国と市区町村の制度を両方使えますか

併用できる組み合わせと、できない組み合わせがあります。制度ごとの定めによるので、候補が決まった段階で、それぞれの公式情報で併用の可否をご確認ください。

掲載されている内容は、いつ時点のものですか

制度ごとに、公式情報を確かめた日付を添えています。しばらく確認できていないものには、最新の状況を公式サイトでご確認いただくよう表示しています。

掲載している情報は、公開されている情報をもとにしています。料金や取り扱いは変わることが あるため、お申し込みの前に各社へご確認ください。制度や手続きについては、お住まいの 市区町村の窓口でご確認ください。

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