外壁の色の選び方|景観ルールと色見本の確かめ方を順に整理

外壁の色の選び方は、まず建てる場所の景観ルールに合う範囲かを確かめ、そのうえで現物の色見本を見比べて決めるのが基本です。画面やカタログの色は実物と見え方が違う場合があるため、最後は実物で判断しましょう。

記事中の数字は2026年10月時点のものです。

外壁の色の選び方で先に決めること

外壁の色を選ぶときは、好みの色から探すより先に、建てる場所の景観ルールに合うかを確かめましょう。自治体によっては外壁の色の範囲を定めています。例えば船橋市の色彩基準では、外壁と屋根をマンセル値で示し、黄緑(GY)系と緑(G)系は彩度4以下とされています。

緑系の外壁を考えている場合は、このような数値の決まりがあるかを先に見ておくと、候補を絞りやすくなります。数値の決まりは自治体ごとに違うため、対象の地域の公式サイトや窓口で情報を探すことが欠かせません。

外壁の色の選び方で見るところ・確かめること

まず、色見本は画面やカタログの色と実物で違って見えることがあるため、現物の色見本で確かめましょう。外壁の色の選び方では、現物で確認することが基本になります。船橋市のカラーチャートは、印刷のため実際のマンセル値とは異なるとされています。金沢市も、WEB画面で公開している色彩見本は実際のマンセル値と若干異なる場合があるとしています。

次に、明るさ(明度)と鮮やかさ(彩度)を分けて見ると、同じ色でも印象の違いを比べやすくなります。最後に、晴れの日と曇りの日、朝と夕方など時間を変えて見て、周囲の建物や道路との釣り合いを確かめましょう。

制度の決まりごと:公的な情報で確かめること

景観の色彩基準は、自治体の景観計画などで定められている場合があります。金沢市の斜面緑地保全区域と重なる区域では、建築物の外壁の色を明度3以上6以下の範囲にし、彩度は赤・黄赤・黄系で4以下、その他の色相で2以下にするよう定めています。

一方、船橋市の色彩基準は、着色していない自然石・レンガ・木材・土壁・ガラスなど素材本来の色には適用されず、見付面積の1/5未満の範囲をアクセントカラーとして着色する場合にも適用されません。どの区域に当たり、どの基準が対象になるかは、市区町村の窓口や公式サイトで確かめることが大切です。

外壁の色の選び方でよくある失敗と注意点

よくある失敗は、小さな見本で決めたあとに、実際に広い面を塗ると暗く感じたり、色が強く出すぎたりすることです。見本の数値と画面の色が一致しないことを知らずに注文すると、思っていた印象と違う場合があります。また、景観の基準を確かめないまま決めると、決めた後で食い違いが生じることもあるため注意しましょう。

注意点として、業者に施工例を見せてもらい、塗る面積が大きくなったときの見え方を確かめることが大切です。

事前に準備すること:相談の前にそろえるもの

相談の前に、建物の場所(住所)、現在の外壁や屋根の色、候補にしたい色のメモを用意しましょう。候補の色は、色見本の番号やマンセル値で書き留めておくと、業者や窓口と話しやすくなります。自治体の景観の基準を確かめたい場合は、対象の地域がどこに当たるかを市区町村の窓口で聞くと確実です。

見積もりを取る前には、色の指定方法と塗り直しが必要な範囲を確かめておきましょう。なお、まちホームは株式会社LINKBANKが運営しています。

外壁の色の選び方で確かめること

建てる場所に景観計画や色彩基準があるかを、市区町村の公式サイトで確かめる

色見本は現物で、晴れの日と曇りの日の両方で見比べる

明るさ(明度)と鮮やかさ(彩度)を分けて、候補の色を比べる

自然素材の色や、面積の小さいアクセントカラーが基準の対象になるかを確かめる

見積もりの前に、色の指定方法と塗り直しの範囲を業者に確かめる

よくある質問

外壁の色の選び方で、まず何を確かめればいいですか?

まず、建てる場所に景観の色彩基準があるかを確かめましょう。船橋市や金沢市のように、外壁の色の範囲を数値で定めている自治体もあります。対象になるかどうかは、市区町村の窓口や公式サイトで確かめることが大切です。

外壁の色は、画面の見本どおりに仕上がりますか?

画面やカタログの色は、実物と見え方が違う場合があります。船橋市のカラーチャートは印刷のため実際のマンセル値と異なるとされ、金沢市の色彩見本も若干異なる場合があるとしています。外壁の色の選び方では、現物の色見本で確かめるのが確実です。

外壁の緑色は、どのくらいの鮮やかさまで選べますか?

船橋市の色彩基準では、黄緑(GY)系と緑(G)系の外壁は彩度4以下とされています。金沢市の斜面緑地保全区域と重なる区域では、緑などその他の色相は彩度2以下の範囲にするよう定められています。外壁の緑色を選ぶ前に、対象の地域の基準を確かめましょう。

外壁の色の選び方で、自然素材の色は基準の対象になりますか?

船橋市の色彩基準では、着色していない自然石・レンガ・木材・土壁・ガラスなど素材本来の色には適用されません。また、見付面積の1/5未満の範囲をアクセントカラーとして着色する場合も適用されないとされています。地域ごとの決まりは、市区町村の窓口で確かめておくと安心です。

掲載している情報は、公開されている情報をもとにしています。料金や取り扱いは変わることが あるため、お申し込みの前に各社へご確認ください。制度や手続きについては、お住まいの 市区町村の窓口でご確認ください。

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