ALC外壁の選び方|厚さ・用途・耐火の決まりから見る

ALC外壁の選び方は、まず建物の構造と用途に合うパネルの厚さを確かめることから始まります。ALC協会は厚さ75mm以上を厚形、35mm以上75mm未満を薄形と区分しています。耐火・防火・界壁の決まりでは厚さの条件が示されるため、用途に合わせて照らし合わせましょう。

記事中の数字は2026年10月時点のものです。

ALC外壁の選び方:結論は厚さの区分から

ALC外壁の選び方で最初に見るのは、パネルの厚さです。ALC協会は厚さ75mm以上を厚形、35mm以上75mm未満を薄形と区分しています。厚形は主に鉄骨造や鉄筋コンクリート造の耐火建築物に使うパネル、薄形は木造や鉄骨造に使うパネルと区分しています。

厚さ50mmは鉄骨造・木造の建築物に、35mmと37mmは主に木造に使われると案内されています。建物の構造と厚さの区分が合っているかを確かめると、判断の軸がはっきりします。ALC外壁の選び方に迷ったら、まずこの区分から照らし合わせてみてください。

見るところは構造と用途の組み合わせ

見るところは、建物の構造と用途の組み合わせです。ALC協会の区分では、木造や鉄骨造には薄形のパネルが、鉄骨造や鉄筋コンクリート造の耐火建築物には厚形のパネルが対応する考え方が示されています。厚さ50mmが鉄骨造・木造に使われるという案内もあるため、構造だけで決めず、厚さの表示と用途の記載を並べて確かめましょう。

製品の仕様書や施工図面に、建物の用途と厚さが書かれているかも見ておくと安心です。見積もりの段階で、構造と厚さの組み合わせを書面で確かめると、ALC外壁の選び方の比較がしやすくなります。

耐火・防火・界壁の決まりごと

耐火・防火・界壁の決まりは、建物の用途や性能によって求められる厚さや時間が変わります。ALC協会によると、耐火構造の告示仕様ではALC外壁用パネルの厚さを100mm以上とし、告示上は75mm以上でも、業界規格では外壁の厚形パネルは100mm以上と注記しています。

準耐火構造では、国土交通省告示第253号で厚さ35mm以上・1時間、建設省告示第1358号で厚さ35mm以上・45分間と示されています。防火構造は建設省告示第1359号で厚さ35mm以上・30分間と示され、屋内側の被覆が要件になっています。

長屋や共同住宅の界壁は、建設省告示第1827号の例示仕様で厚さ100mm以上、両面に15mm以上のモルタル等を塗ったものが示されています。大臣認定の仕様もあるため、数字だけで判断せず、適用する告示や認定番号を確認しましょう。

ALC外壁の選び方で多い注意点

よくある注意点は、厚さの数字だけを見て決めてしまうことです。同じ厚さでも、耐火・防火・遮音などの性能は仕様の組み方によって変わる場合があります。遮音については、ALC協会が遮音構造の使用にあたってメーカーの仕様を確認するよう案内しています。

JIS A 5416は2025年5月20日付で改正されているため、仕様書がどの版に基づくものかを確かめておくと安心です。大臣認定の仕様では下地の種類が条件に含まれている例もあるため、認定の内容を読み比べましょう。見た目や価格だけで決めず、仕様書の性能欄を並べて見ることが大切です。

事前に準備しておくこと

事前に準備しておくのは、建物の用途、構造、必要な耐火・防火の時間、界壁の有無を書き出した一覧です。これを持って見積もりや相談に行くと、話が早く進みます。図面があれば、外壁の位置や面積、界壁の位置を先に確かめておきましょう。工事の時期や範囲は、施工者に早めに確認すると安心です。

書き出した一覧は、相談する相手にそのまま渡せる形にしておくと伝わりやすくなります。ALC外壁の選び方を整理してから相談すると、複数の案を比べやすくなります。まちホームは株式会社LINKBANKが運営しています。

ALC外壁の選び方で確かめること

建物の構造と用途が、パネルの厚さの区分に合っているか

耐火・防火・界壁で求められる時間と厚さの条件

大臣認定の番号と、適用する下地の種類

遮音性能について、メーカーの仕様書の記載

JIS A 5416の版が、仕様書と見積もりで一致しているか

よくある質問

ALC外壁の選び方で最初に確かめることは何ですか?

建物の構造と用途に合うパネルの厚さです。ALC協会は厚さ75mm以上を厚形、35mm以上75mm未満を薄形と区分しているので、この区分と照らして確かめましょう。

ALC外壁の耐火の厚さの決まりは、どこで確かめられますか?

ALC協会の防耐火構造のページに、耐火構造の告示仕様や大臣認定の仕様が示されています。ALC外壁の選び方の参考として、告示番号や認定番号を控えて建築の担当窓口に確認するのもよい方法です。

ALC外壁の遮音性能は、どのように見ればよいですか?

ALC協会は遮音構造の使用にあたって、メーカーの仕様を確認するよう案内しています。製品ごとの仕様書で性能を読み、比べることが大切です。

ALC外壁を選ぶとき、事前に準備しておくことは何ですか?

建物の用途、構造、耐火や防火の時間、界壁の有無を書き出した一覧を用意しましょう。図面があれば持って行くと、ALC外壁の選び方の相談が早く進みます。

掲載している情報は、公開されている情報をもとにしています。料金や取り扱いは変わることが あるため、お申し込みの前に各社へご確認ください。制度や手続きについては、お住まいの 市区町村の窓口でご確認ください。

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