犬の預かり先の選び方|登録の有無と飼育環境を確かめてから選ぶ
犬の預かり先の選び方は、まず動物取扱業の登録があるかを確かめ、そのうえで飼育環境と健康管理の決まりを見るのが基本です。環境省は、犬を預かるペットホテルも第一種動物取扱業の登録の対象に含まれるとしています。ここでは、登録・見るところ・制度・注意点・事前の準備の順に説明します。
犬の預かり先の選び方の結論
犬の預かり先の選び方は、①動物取扱業の登録があるか、②犬を一頭ずつ個別に収容しているか、③健康状態の確認と日々の点検を行っているか、の3点で比べると分かりやすくなります。環境省は、動物の保管を営利目的で業として行う者を第一種動物取扱業とし、犬を預かるペットホテルもこの登録の対象に含まれるとしています。
第一種動物取扱業を営むには、動物の適正な取扱いのための基準等を満たし、都道府県知事または政令指定都市の長の登録を受けなければなりません。まずは、施設の広告に登録番号や登録の有効期間の末日が載っているかを見てから、次の項目に進みましょう。
犬の預かり先の選び方で見るところ
見学や問い合わせの際は、ケージ等の広さ、健康状態の確認方法、点検の回数を順番に確かめましょう。環境省の基準では、保管業者は顧客の動物を原則として個々に収容することとされ、親子や同腹子など一緒に飼うのが妥当な場合は除かれます。
また、飼養施設は一日一回以上巡回して保守点検を行い、清掃・消毒・保守点検の記録台帳を五年間保管することとされています。ケージ等の広さは具体的な数値では定められておらず、犬が立ち上がる・横たわるなどの日常的な動作を容易に行える十分な広さが求められています。見学では、犬がそうした動きをできる空間かを自分の目で確かめてください。
登録と責任者の制度
公的な制度の面では、動物取扱業者には動物取扱責任者の選任と、都道府県知事等が行う研修会の受講が義務づけられています。広告に責任者の氏名が載っていれば、施設の責任者を確かめる手がかりになります。環境省によると、悪質な動物取扱業者は登録の拒否・取消しや業務停止命令を受けることがあり、知事等は改善の勧告・命令や立入検査もできます。
そのため、登録の状態は一度確認して終わりにせず、預ける前に施設の案内で登録情報を見ておくと安心です。
よくある失敗と注意点
注意点として、料金や立地だけで決めてしまうと、健康状態の確認が十分でない施設を選んでしまう場合があります。環境省の基準では、新たに受け入れる動物の健康状態を目視や契約相手からの聴取りで確認し、必要に応じて確認が済むまで他の動物と接触させないこととされています。
そのため、受け入れ時にどのような確認をするのかを事前にたずねておくと良いでしょう。また、災害に備えて職員の連絡体制、避難方法、餌の備蓄などを平時から整えておくことも基準に含まれています。緊急時にどこへ連絡が入るのか、その方法を確かめておくことも、預ける前の大切な確認です。
予約・申込みの前に準備すること
犬の預かり先の選び方として、予約や申込みの前には、犬の健康状態、普段の食事、かかりつけの動物病院、緊急時の連絡先を整理しておきましょう。施設側は、受け入れる動物の健康状態を確認するため、こうした情報を聞き取る場合があります。また、広告で登録番号や責任者の氏名を確かめたうえで問い合わせると、話が進めやすくなります。
持ち物や受付時間は施設ごとに異なるため、事前に案内で確認してください。預ける日程が決まったら、施設が受け付けている時間帯を確かめておくと安心です。
犬の預かり先の選び方で確かめること
動物取扱業の登録番号と、登録の有効期間の末日が広告に載っているか
動物取扱責任者の氏名が掲載されているか
犬を原則として個別に収容する方針か、一緒に飼う場合の理由を説明できるか
一日一回以上の巡回と保守点検を行い、記録を保管しているか
受け入れ時の健康確認の方法と、災害時の連絡体制を答えられるか
よくある質問
犬の預かり先の選び方で、最初に確かめることは何ですか?
まず、動物取扱業の登録があるかを確かめるのが基本です。環境省は、犬を預かるペットホテルも第一種動物取扱業の登録の対象に含まれるとしています。広告に登録番号や登録年月日が載っているかを見ると、確認がしやすくなります。
犬を預けるとき、他の犬と同じケージに入れられることはありますか?
環境省の基準では、保管業者は顧客の動物を原則として個々に収容することとされています。親子や同腹子など、一緒に飼うのが妥当な場合は除かれます。犬の預かり先の選び方として、収容方法を事前にたずねておくと安心です。
犬の預かり先の選び方で、ケージの広さはどう判断しますか?
ケージ等の広さについて、環境省は具体的な数値を定めていません。犬が立ち上がる・横たわるなどの日常的な動作を容易に行える十分な広さと空間が求められています。見学のときに、その動きができるかを確かめてください。
犬を預ける前に施設へ問い合わせるとき、何を聞けばよいですか?
登録番号、動物取扱責任者の氏名、健康状態の確認方法、一日の点検回数、緊急時の連絡体制を聞くと、施設を比べやすくなります。答えが分かりにくい場合は、ほかの施設の案内とも見比べてみてください。
掲載している情報は、公開されている情報をもとにしています。料金や取り扱いは変わることが あるため、お申し込みの前に各社へご確認ください。制度や手続きについては、お住まいの 市区町村の窓口でご確認ください。