正社員と派遣の選び方|雇用の仕組みと確かめたい点
正社員と派遣の選び方は、雇用の期間、契約を結ぶ相手、待遇の決まり方を並べて比べるところから始めると整理しやすくなります。派遣では派遣会社と雇用契約を結び、働く先は派遣先になるため、正社員とは確かめる相手や条件が異なる場合があります。ここでは、選ぶ軸と確かめる順番を、公的機関の案内に沿って説明します。
正社員と派遣の選び方の軸:先に決めたいこと
まず、どんな働き方を続けたいかを決めると、正社員と派遣の選び方が絞りやすくなります。長く同じ職場で働きたいのか、期間を区切って仕事を変えたいのか、勤務時間や勤務地を柔軟に決めたいのかで、合う働き方は変わる場合があります。派遣は派遣会社を通して派遣先で働く形なので、仕事内容や就業場所の条件は、契約の前に派遣会社から示されます。
正社員の場合は会社と直接雇用契約を結ぶため、雇用の期間や異動の考え方を会社に直接確かめることになります。まずは「雇用期間」「働く場所」「仕事内容の決まり方」の3つを紙に書き出すと、比べやすくなります。
正社員と派遣の選び方:見るところを順番に
求人を見るときは、まず雇用の形と契約の期間を確かめましょう。次に、仕事内容、就業場所、就業時間、派遣期間など、派遣で働く場合に明示されるべき条件が書かれているかを見ます。派遣では、就業条件を書いた明示書の内容が、実際の働き方と合っているかが大事です。最後に、給与や待遇の決まり方を確かめます。
派遣の待遇は、派遣先の通常の社員との間で不合理な差が生じないよう決める方法と、労使協定に基づく方法のどちらかで決められます。どちらの方法で決まるのかを派遣会社に聞いておくと安心です。
派遣の期間制限と雇用安定措置の決まり
派遣には、同じ派遣労働者を同じ事業所の同じ組織単位(いわゆる「課」など)で3年を超えて働かせられないという期間制限があります。同じ事業所が派遣を受け入れられる期間にも上限があり、原則は3年です。ただし、派遣会社に無期雇用されている人や、60歳以上の人には、この3年の制限はありません。
派遣会社は、同じ組織単位で3年間働く見込みがあり、その後も働きたい人に対して雇用安定措置を取らなければなりません。その措置には、派遣先への直接雇用の依頼、合理的な新しい派遣先の提供、派遣会社での無期雇用、紹介予定派遣の対象となることなどがあります。
正社員と派遣の選び方で見落としやすい点
よくある失敗は、働く期間の話を聞かずに仕事内容だけで決めてしまうことです。派遣では同じ職場で働ける期間に上限があるため、長く続けたい場合は期間制限の仕組みを事前に知っておくと安心です。また、派遣会社の許可を確認しないまま契約を進めることも、注意したい点です。
厚生労働省の人材サービス総合サイトでは、労働者派遣事業の許可・届出事業所を検索して確かめられます。働き始めた後に困ったときは、就業条件明示書に記載された苦情の申出先、つまり派遣元か派遣先に、まず相談します。
事前に準備したいこと
応募の前には、希望する働き方、譲れない条件、確かめたい質問を整理しておくと、話し合いが進めやすくなります。雇用期間、契約の更新の有無、仕事内容、就業場所、就業時間を、メモにまとめておきましょう。派遣を考えている場合は、派遣会社の許可を公的な検索サイトで確認し、就業条件明示書の内容を契約前にもう一度見直します。
正社員を考えている場合は、求人票に書かれた雇用形態と、面接で確かめたい条件を並べておくと比べやすくなります。まちホームは株式会社LINKBANKが運営しています。
正社員と派遣の選び方で確かめること
正社員と派遣の選び方で最初に確かめる、雇用の形と契約期間
仕事内容・就業場所・就業時間・派遣期間の記載
給与や待遇の決まり方(派遣の場合は待遇の決め方)
派遣会社の許可・届出の有無(人材サービス総合サイトで確認)
苦情の申出先と相談の窓口
よくある質問
正社員と派遣の選び方で、一番大切な軸は何ですか?
雇用期間と、仕事内容や勤務地の決まり方を先に比べると、正社員と派遣の選び方が整理しやすくなります。長く同じ職場で働きたいかどうかを基準にすると、判断しやすい場合があります。
派遣で働くとき、期間制限はどうなっていますか?
派遣では、同じ派遣労働者を同じ組織単位で3年を超えて働かせることはできません。派遣会社に無期雇用されている人と60歳以上の人には、この期間制限はありません。正社員と派遣の選び方を考えるときは、この決まりを事前に確かめましょう。
派遣会社が許可を持っているかは、どこで確かめられますか?
厚生労働省の人材サービス総合サイトで、労働者派遣事業の許可・届出事業所を検索できます。派遣会社を選ぶときは、検索で許可を確認してから話を進めると安心です。
派遣で困ったことがあったら、まずどこに相談すればいいですか?
就業条件明示書に記載された苦情の申出先、つまり派遣元事業主か派遣先に、まず相談します。正社員と派遣の選び方で迷ったときも、契約前に苦情の申出先を確かめておくと安心です。
あわせて読みたい
掲載している情報は、公開されている情報をもとにしています。料金や取り扱いは変わることが あるため、お申し込みの前に各社へご確認ください。制度や手続きについては、お住まいの 市区町村の窓口でご確認ください。