消費期限と賞味期限のちがい|日付の見かたと、開けたあとの扱い
食品に付いている日付は二種類あり、意味が違います。どちらがどの食品に付くのか、どんな条件で決められているのか、開けたあとはどう考えるのかをまとめました。
二つの日付は、指しているものが違う
食品の袋や容器に付いている日付は、消費期限と賞味期限の二種類です。同じ「期限」という言葉でも、意味が違います。
消費期限は、いたみやすい食品に付くもので、安全に食べられる期限を指します。この日付を過ぎたものは食べないほうがよい、という意味です。
賞味期限は、比較的日持ちする食品に付くもので、おいしく食べられる期限を指します。過ぎたからといって、その日を境に食べられなくなるわけではありません。
| 消費期限 | 賞味期限 | |
|---|---|---|
| 意味 | 安全に食べられる期限 | おいしく食べられる期限 |
| 付く食品 | いたみやすいもの | 比較的日持ちするもの |
| 過ぎたら | 食べないほうがよい | すぐに食べられなくなるわけではない |
| 書き方 | 年月日まで | 年月日、または年月まで |
どちらの日付も、条件付きの約束です
日付が意味を持つのは、二つの条件がそろっているときだけです。一つは、袋や容器を開けていないこと。もう一つは、書かれている保存の方法を守っていることです。
つまり「要冷蔵」と書かれたものを常温に置いていた場合、日付の中でも安全とはいえません。逆に、日付そのものは、保存の方法さえ守っていれば未開封のあいだ意味を持ちます。
保存の方法は、日付のすぐそばか、裏面の表示にまとめて書かれています。買ったものを冷蔵庫に入れるかどうかは、ここを見て決めてください。
開けたあとは、日付が当てはまらなくなる
いちばん間違えやすいところです。一度開けたものには、袋に書かれた期限は当てはまりません。外の空気に触れた時点から、別の話になります。
開けたあとの目安は、商品ごとに「開封後はお早めに」「開封後は◯日以内に」といった形で書かれていることがあります。書かれていれば、そちらに従ってください。
家で保存の方法を変えたとき、たとえば買ってから冷凍したときも、袋の日付はそのままでは当てはまりません。いつ入れたかを書いて貼っておくと分かりやすくなります。
買い物のときに見ておくとよいところ
- どちらの期限が付いているか(消費か、賞味か)
- 保存の方法(常温・要冷蔵・要冷凍)
- 開けたあとの扱いが書かれているか
- 家に着くまでの時間に耐えるか(夏場は特に)
- 食べきれる量かどうか
手前から取るか、奥から取るか
売り場では、日付の近いものが手前に並んでいることがあります。奥から取れば日付の遠いものが手に入りますが、その日のうちに食べるものなら、手前のもので足ります。
使う日が決まっているものは手前から、買い置きするものは日付を見て、という分け方にすると、家で余らせる量が減ります。
日付の近いものに値引きが付いていることもあります。その日に使うと決まっているなら、そちらを選ぶのは理にかなっています。
迷ったときは、日付ではなく状態を見る
賞味期限を少し過ぎたものを前にして迷うことがあります。日付は目安なので、最後は見た目、におい、手ざわりで判断することになります。ふだんと違うと感じたら、無理をしないでください。
小さなお子さん、ご高齢の方、体調を崩している方が食べるものは、より慎重に扱ってください。同じものでも、影響の出方が違います。
なお、まちスーパーは価格や特売の情報を扱うサイトで、食品の安全について判断するものではありません。表示の見かたで分からないことがあるときは、商品に書かれている問い合わせ先か、お住まいの自治体の窓口へお尋ねください。
よくある質問
賞味期限を過ぎたものは、食べられませんか。
賞味期限はおいしく食べられる期限を指すもので、過ぎた日を境に食べられなくなるという意味ではありません。ただし未開封で、書かれた保存の方法を守っていることが前提です。状態を見てご判断ください。
消費期限と賞味期限は、どちらが付くか決まっていますか。
いたみやすい食品には消費期限、比較的日持ちする食品には賞味期限が付きます。どちらが付いているかは、商品の表示でお確かめください。
開けたあとは、いつまで食べられますか。
袋に書かれた期限は、開けたあとには当てはまりません。商品に「開封後はお早めに」などの記載があれば、それに従ってください。
冷凍すれば、期限は延びますか。
家庭で保存の方法を変えた場合、袋に書かれた日付はそのままでは当てはまりません。いつ入れたかを書いておき、状態を見てご判断ください。
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