何科にかかればよいか分からないとき|診療科の受け持ちと、迷ったときの決め方
診療科は体の場所や扱う病気で分かれていますが、名前だけでは見当が付きにくいものもあります。それぞれが受け持っている範囲と、迷ったときの決め方、受付でのやり取りをまとめました。
はじめにお断りしておきます。まち病院は診断をしません。症状から病名や原因をお伝えしたり、受診したほうがよいかどうか、急いだほうがよいかどうかを判断したりすることはありません。ここに書いてあるのは、診療科という制度の区分と、窓口での段取りの話です。
命に関わるようなときは、迷わず119番です。この記事を読んでいる時間はありません。
診療科は「体の場所」と「扱う病気」で分かれている
診療科の名前は、大きく分けて二とおりの付き方をしています。一つは体の場所で分けたもの、もう一つは扱う病気や年齢で分けたものです。この区別を知っておくと、名前から中身が推し量りやすくなります。
たとえば整形外科は骨・関節・筋肉といった体の場所で分かれた科で、小児科は年齢で分かれた科です。同じ症状でも、どちらの分け方に当てはめるかで行き先が変わることがあります。
| 分け方 | 科の例 | 受け持ちの考え方 |
|---|---|---|
| 体の場所 | 整形外科・眼科・耳鼻いんこう科・皮膚科 | その部位に関わること全般 |
| 体の働き | 内科・循環器内科・消化器内科 | その働きに関わること全般 |
| 年齢 | 小児科 | 子どもの体全般 |
| 方法 | 外科・放射線科 | 治療や検査の手段で分かれる |
| 歯と口 | 歯科・口腔外科 | 歯と口の中に関わること |
迷ったときの決め方
どこに行けばよいか決まらないときは、次の順で考えると絞りやすくなります。
まず、はっきりした部位があるかどうか。目、耳、鼻、歯、皮膚、骨や関節のように場所が言えるときは、その場所の科が入口になります。場所が言えないとき、全身の具合が悪いとき、複数のことが重なっているときは、内科が入口になることが多くあります。
子どもの場合は、年齢の分け方が先に来ます。どこの具合が悪いか分からないときは、小児科が入口になります。
これは制度上の受け持ちの話で、その症状がどの病気かという話ではありません。実際にどの科で診るかは、医療機関の判断になります。
受付に電話して聞いてよい
決めきれないときは、行こうとしている医療機関の受付に電話して、その症状を診てもらえるかを尋ねて差し支えありません。断られることもありますが、そのときは行き先を教えてもらえることがあります。着いてから「うちでは診られない」と言われるより、電話のほうがずっと早く済みます。
電話では、いつから、どこが、どんなふうか、を短く伝えます。持病と飲んでいる薬も一緒に伝えると、話が早くなります。
予約制かどうか、当日の受付が何時までか、初めてかかる場合に紹介状が要るかどうかも、このときに確かめておいてください。
持って行くものと、伝えることを決めておく
受付でも診察室でも、聞かれることはだいたい同じです。先に決めておくと、言い忘れがなくなります。
- 健康保険証(医療証などがあれば一緒に)
- お薬手帳、または飲んでいる薬の名前が分かるもの
- いつから、どこが、どう変わったかを書いたメモ
- これまでにかかった病気、受けた手術、アレルギーの有無
- ほかの医療機関からの紹介状があれば、その封筒
伝える順番は「いつから・どこが・どう」
この順で話すと、必要なことが抜けにくくなります。自分で調べた病名から話し始めるより、見たまま、感じたままを伝えるほうが役に立ちます。
まち病院がしていること、していないこと
まち病院は、地域の病院・クリニック・歯科・薬局を、場所や診療科や診療時間から探すためのサイトです。診断はしません。医師や医療機関に点数や順位を付けることもしません。
掲載している診療時間は、公的なデータと医療機関からの登録をもとにしたものです。臨時の休診や受付の終了まで反映できているとは限りません。受診の前に必ず医療機関へご確認ください。
診療科の一覧や症状からの入口も置いていますが、そこに出るのは「その症状を相談できることが多い診療科」までで、病名や治療法をお伝えするものではありません。
よくある質問
症状を伝えれば、何の病気か教えてもらえますか。
まち病院は診断をしません。お伝えできるのは、診療科の受け持ちの区分と、医療機関の探し方までです。判断は医療機関にお任せください。
どこが悪いか分からないときは、何科に行けばよいですか。
部位がはっきりしないときは内科、お子さんの場合は小児科が入口になることが多くあります。ただし実際にどの科で診るかは医療機関の判断になりますので、受付へ電話でお尋ねください。
はじめてかかるときに、紹介状は要りますか。
医療機関によって扱いが違います。受付に電話して、紹介状の要否と、初診の受付時間をお確かめください。
掲載されている診療時間は、そのまま信じてよいですか。
公的なデータと医療機関からの登録をもとにしていますが、臨時の休診や受付の終了が反映されていないことがあります。受診の前に必ず医療機関へご確認ください。
急を要するかどうかは、どこで判断すればよいですか。
まち病院では判断しません。命に関わるようなときは119番へ、迷うときはお住まいの地域の救急相談の窓口へお問い合わせください。
掲載している情報は、公開されている情報をもとにしています。料金や取り扱いは変わることが あるため、お申し込みの前に各社へご確認ください。制度や手続きについては、お住まいの 市区町村の窓口でご確認ください。